いじられキャラが故、恋人ができない女性へ
恋人ができました。
つくづく私はモテない性格だと認識しました。特に大人数の飲み会では、やらかしまくっているので、圧倒的にモテない。
今回の人は、大人数のコミュニティから選んだ人じゃない。どちらかというと、二人きりで会うことが多かった人です。
「黙ってれば、それなりにかわいいのに」と言われまくった私にとって、最高の出会いだったわけですね。
大人数のコミュニティでモテないのは、やらかしているのもあるのでしょうが、たぶん裏で「あいつはない」と言われているからではないかと思うのです。人は周りの評価をどうしても気にしてしまう生き物です。誰かと付き合うことで自分の評価を下げるなら付き合わない、っていうのが真理だと考えます。いじられキャラなんて、まさにモテない。
男の人だったらいいでしょう。面白いと言われて言い寄られることもあります。
だけど女のいじられキャラって絶望的だ。「友達としてはいいけど、彼女にはできない」と言われてるいじられキャラを何回見たことか(私もその一人)
いつも願ってました。
いじられても、誰か見つけてくれるんじゃないかなって。盛り上げるために頑張って、笑わせて、いじられても笑顔で答えて、どこかでそういう努力を見てくれる人がいるんじゃないかって。
いなかった。
もう一度言いましょう。
いなかった。
コミュニティでいじられキャラになったら、そこで恋人をつくるのは難しいです。10年以上いじられキャラをやってきた私がたどり着いた一つの答えです。
大学の時に、サークルの人と付き合ったことがあります。その時ももちろん、いじられキャラでした。その時に言われたのが「サークルでいつもヤバいこと言うなよ」という言葉。
ぶち切れそうになりました。
いじられキャラって辛いことも多いキャラです。一生懸命がんばっても、ひどいこと言われて笑っても、報われないことがたくさんある。なのに、いつも何かの集まりに徴集されて、盛り上げ役として体をはる。暴言に近い下手なツッコミにも笑って、すべったら「お前のせいだ」と責められて……ずっと陰で傷ついてきた。
もちろん悪いことばかりではありません。「面白いね」って言われたら素直に嬉しいし、キャラのおかげで話の中心になれることも多い。
誰かの発言に、ウフフアハハとずっと笑うだけの存在でいたくない。だから傷ついても、いじられキャラでいようと決意したのに。
キレそうになると同時に、とても悲しかった。
「みんなといる時はいじられキャラだけど、俺と二人でいる時は一人の女性として見てるよ」と思ってくれてると信じていたから。
結局、恋人になったとしても、「いじられキャラ」というアイデンティティからは抜け出せないんだと。
大人数のコミュニティでは盛り上げ役、でも彼といる時は女の子♡
なんて、夢のまた夢だったんです。二兎追うものは一兎も得ず。的を得てますね。
だから、いじられキャラで恋人がほしい人へ。どちらかを捨てなさい。
もしくは大人数のコミュニティで恋人をつくることをあきらめることです。なるべく
最初から二人や少人数で会えるところでつくる。人数が多ければ多いほど、「恋人にはしたくない」と言われる可能性が増えます。
自分からは発言せず、ウフフアハハと笑う女の子。私はそんな風にはなりたくない。自分の発言に笑ってほしいし、全力でぶつかってきてほしい。「人見知りだから」とモジモジしてるような、話を振ってくれるのを待ってるような、そんな人にはなれない。
でも、この考えじゃモテない!!
だったら環境を変えるしかない。自分が妥協できないなら。
二人きりなら「面白い子だ」という印象で済みます。女の子扱いもされます。
いじられキャラというアイデンティティからも逃げられます。裏で笑いものにされることもない。完璧だ!
これが10年以上いじられキャラをやってきた私が出した答えです。もしよろしければ参考にしてください。