一過性ナイーブ

社会人一年目の不安をつらつらと。

母親が実家に帰りました。

ついに母親が家を出てきました。

 

約1週間が経とうとしています。私と妹の心の中にある感情は、さびしいや悲しいではなく

 

 

すがすがしい

 

 

です。

 

マジですがすがしい。ずっと帰っていってほしい。

問題は父親なんですよねえ。こいつボケてるからなあ。

なんも面白くないのに、ずっとヘラヘラしています。ひたすら怖い。

 

一回、仕事で2年くらい地方で一人暮らししていました。「料理できる、俺は好きだ」と言っていたのですが、冷蔵庫の中にはたくさんの納豆。

 

お前作る気ねーだろ。

 

終電とかなら仕方ないけど、9時だぞ。作れるだろ。

いやね、別に納豆でもいいんですよ。ただ、なんでそんな嘘つくかなーって。

夜ごはんも、野菜きって入れただけのタジン鍋だし。その、人参かってきたの私だぞ。あとでまとめて請求するからな。あと火をつけたまま風呂にはいるな。換気扇つけろよ。ガス臭いだろ殺す気か。

 

誰かが言ってましたね。「育ててもらった親にそんなこと言うなんて!」と。

寝言は寝て言えよと思いましたね。そのまま息の根を止めてやろうかと。

思うんですけど、親への恩って子供に返すものだと思うんですよ。寝言を言うやつはなんですかね? 自分が払ってもらった教育費1千万以上を親に渡すつもりなんですかね。わーすごい。

 

それか精神的な意味だったのかな?

「どんな時もそばにいた人たちじゃない!」と。

それこそ、ぶっ殺すぞって感じです。あいつらから得たものなんて何一つない。教えてもらったことなんてない。悲しいくらいに。

あいつらが親のせいで、私たちがどれだけ苦労したか知らないでしょう。大人たちのいざこざを子供の時から見るストレスよ。不幸すぎるっしょ。

 

父親も出ていってくれないかなあ。そしたら幸せなのに。あいつの生活音がイライラして仕方ない。よく同じ屋根の下で暮らせるなあとしみじみ思います。

じゃあ出てけばいいって?

うん、まあ考えたけどさ。でも思うんだ。あいつらのために出てくのって癪じゃない?

だったら徹底的に私と妹で無視し続けて、出ていくの待ってたほうがよくない? はよはよ。

 

親が離婚する。

 

仲の悪い夫婦だった。妹の卒業に合わせて、二人はやっと離婚する。

 

思えば、二人が恋人らしいことをしてることは何一つなく、

父親が仕事にでるまえに、母親の頬にキスをしていた。けれど父親が出た瞬間に、こするうように頬を洗っていた。まるで汚物を必死に取り除くように。

父親の片思いなのかな、と思いきやそうではない。たぶん父親は本で読んだ、家族像をなぞっているだけなのだ。「仕事前にキスをする」「優しく見守ろうとする」ただどれもが、自分の意思じゃない。したいからしてるわけじゃない。こうするんだろう、という観念みたいなのが自分の内側にあって、それを遂行してるだけだ。

 

母親はずっと父親の悪口を言っている

父親は本当に空気が読めない

 

祈るように思う。どうしてもっと幸福な家庭に生まれなかったのかと。

自分よりすさんでいる家庭なんてたくさんあるだろう。世界中から見たら、私の家庭は幸福な部類に入るだろう。わかってる、わかってる。けれど、自分の人生1度きりなのに、こんな歪んだ家族の一員になりたくなかった。

親のお金で育ててもらった。でも、彼らから何も教えてもらったことはない。自分の人生が合ってるか、不安で仕方ない。

 

妹に言われて知った。「小学生の時に、いじめられて、外で泣き叫んでいたよね」と。まったく覚えていない。いじめられてたのは覚えているけど。

私はひどく不幸だった。自分自身が悪いところもあった。いびつな家庭環境で、まっとうな人間に育つわけもなく。高校生くらいまで誰かにいじめられていた。一人ぼっちの教室で泣いて、ボールを強くぶつけられて傷ついて、泣き叫んだらネタにされて。他人から圧迫されて、生きてきた。

私は本当に人が好きなのかなあ。誰かと関わる仕事をして、楽しいって思ったかなあ。

仕事先では3時間。私の過去を知らない人たちに接客をした。その環境が好きだったのだ。どろどろの私を知らずに、笑顔を見せてくれる。好きでいてくれる。安心した。

仲良くなると一気に冷たくなるのは何故だろう。すごく面倒になってしまうのだ。最初は頑張った分だけ返ってくるけど、慣れると私の一方通行になる。それが許せない。ありあまるほどの愛を受けたことがないから、自分から愛することを放棄してしまう。

 

 

言葉が次々にあふれるなか、私は一つの答えにたどりつく。

あぁ私は愛されたいんだと。

誰かの中心にいて、「楽しいね」「面白いね」と言われたい。人より愛されたい欲が強いのだ。今まで家族からの愛を受けなかったから。愛なんてものを否定されてきたから。

だけど愛される術をしらず、ここまで生きてしまった。いじられキャラなんて、ゆがんだキャラクターを背負って。人一倍傷つきやすいのに、人一倍愛されようとする。そんなの叶うわけがない。傷つかずに得られる愛なんて、ひどく表面的だ。私はそれを信用できない。だって父親から私たちへの愛情表現とそっくりなんだもの。

 

 

 

 

 

いじられキャラが故、恋人ができない女性へ

 

恋人ができました。

 

つくづく私はモテない性格だと認識しました。特に大人数の飲み会では、やらかしまくっているので、圧倒的にモテない。

今回の人は、大人数のコミュニティから選んだ人じゃない。どちらかというと、二人きりで会うことが多かった人です。

「黙ってれば、それなりにかわいいのに」と言われまくった私にとって、最高の出会いだったわけですね。

大人数のコミュニティでモテないのは、やらかしているのもあるのでしょうが、たぶん裏で「あいつはない」と言われているからではないかと思うのです。人は周りの評価をどうしても気にしてしまう生き物です。誰かと付き合うことで自分の評価を下げるなら付き合わない、っていうのが真理だと考えます。いじられキャラなんて、まさにモテない。

男の人だったらいいでしょう。面白いと言われて言い寄られることもあります。

だけど女のいじられキャラって絶望的だ。「友達としてはいいけど、彼女にはできない」と言われてるいじられキャラを何回見たことか(私もその一人)

 

いつも願ってました。

いじられても、誰か見つけてくれるんじゃないかなって。盛り上げるために頑張って、笑わせて、いじられても笑顔で答えて、どこかでそういう努力を見てくれる人がいるんじゃないかって。

 

 

 

いなかった。

 

 

もう一度言いましょう。

 

 

いなかった。

 

 

コミュニティでいじられキャラになったら、そこで恋人をつくるのは難しいです。10年以上いじられキャラをやってきた私がたどり着いた一つの答えです。

大学の時に、サークルの人と付き合ったことがあります。その時ももちろん、いじられキャラでした。その時に言われたのが「サークルでいつもヤバいこと言うなよ」という言葉。

ぶち切れそうになりました。

いじられキャラって辛いことも多いキャラです。一生懸命がんばっても、ひどいこと言われて笑っても、報われないことがたくさんある。なのに、いつも何かの集まりに徴集されて、盛り上げ役として体をはる。暴言に近い下手なツッコミにも笑って、すべったら「お前のせいだ」と責められて……ずっと陰で傷ついてきた。

もちろん悪いことばかりではありません。「面白いね」って言われたら素直に嬉しいし、キャラのおかげで話の中心になれることも多い。

誰かの発言に、ウフフアハハとずっと笑うだけの存在でいたくない。だから傷ついても、いじられキャラでいようと決意したのに。

 

キレそうになると同時に、とても悲しかった。

 

「みんなといる時はいじられキャラだけど、俺と二人でいる時は一人の女性として見てるよ」と思ってくれてると信じていたから。

結局、恋人になったとしても、「いじられキャラ」というアイデンティティからは抜け出せないんだと。

 

大人数のコミュニティでは盛り上げ役、でも彼といる時は女の子♡

 

なんて、夢のまた夢だったんです。二兎追うものは一兎も得ず。的を得てますね。

だから、いじられキャラで恋人がほしい人へ。どちらかを捨てなさい。

もしくは大人数のコミュニティで恋人をつくることをあきらめることです。なるべく

最初から二人や少人数で会えるところでつくる。人数が多ければ多いほど、「恋人にはしたくない」と言われる可能性が増えます。

 

自分からは発言せず、ウフフアハハと笑う女の子。私はそんな風にはなりたくない。自分の発言に笑ってほしいし、全力でぶつかってきてほしい。「人見知りだから」とモジモジしてるような、話を振ってくれるのを待ってるような、そんな人にはなれない。

でも、この考えじゃモテない!!

 

だったら環境を変えるしかない。自分が妥協できないなら。

二人きりなら「面白い子だ」という印象で済みます。女の子扱いもされます。

いじられキャラというアイデンティティからも逃げられます。裏で笑いものにされることもない。完璧だ!

 

これが10年以上いじられキャラをやってきた私が出した答えです。もしよろしければ参考にしてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

好き<<<<社会人だし恋人がほしい

人生は選択の連続だ。

 

こんな言葉を聞いたことがあります。最近、その言葉を脳内で反芻することが多いです。

私は選択するたびに後悔するほうで、ベッドの中でくよく悩んでしまいます。しかし寝て起きると、ほとんど忘れているのですが。そのため、このブログの名前を「一過性ナイーブ」にしました。自分に酔ってるみたいで、気持ち悪いでしょう?

 

最近は恋愛について悩むことが多いです。

社会人になり二か月が経とうとしていますが、環境が変わると悩みも増えるものですね。いろんな問題に直撃しています。

まず私の支店には同期がいませんでした。そのため焦燥感が半端なかった。男性も既婚者しかいないし。同期の集まりなんかは、男の人に声をかけて、友達になろうと努力していました。

会話に気をつかわないといけない女の子と違い、男の子の会話は楽です。少し乱暴な言葉を使っても、きちんと返してくれる。今まで接してきた女の子が、きらきらふわふわ女の子ではなかったということもあって、男の子とばかり話していたような気がします。

このビッチ!と責める人がいるかもしれませんが、でも本当にただの女の子と離すのはつまらないんです。隣に座って、「これ美味しいね」「〇〇ちゃん、かわいいよね」ってしゃべり続ける……もちろんクラスが一緒とか、支店の同期だったらいいでしょう。でもさ、飲み会っていう時間が限られている中で、そんな内容のない話をしても無駄でしかない。とっとと心の内を見せ合って、だめなら離れて、気が合うなら話すっていった方が効率がいい。

「私、人見知りだからさ」と言い訳にしてるやつは即効切ります。チャンジャでも食ってろ!

 

話がずれました。

 

まあそんなこんなで仲良くなった人も何人かいたのです。そしてこないだ、付き合う一歩手前のところまで来ました。

けれど、おそらく彼は「好き<<<<社会人だし恋人ほしい」という感じなのです。だって一か月しか経ってないのに、好きって感情が上回るとは思えない。彼を責められないのは、私も同じだからです。友人から「恋人がいる」と聞くと、焦って戸惑ってエネルギーを使う。恋人にかけるエネルギーと天秤にかけたら、たぶん焦って戸惑う方が私はエネルギーを使うのです。ラインとかデートって時間が決まってるけど、悩む時間って決まってるわけじゃない。悩もうと思えば、永遠に悩むこともきる。たぶん私の性格的に、ずっと悩んでしまう性格なのです。それを考えると、付き合ったほうがエネルギーを使わないで済む。

 

あぁ正解がほしい。

 

「愛がないのに付き合うなんて!」

「とりあえず付き合ってみたら?」

「体目的でしょ?寝たら別れるよ」

「さびしさを埋めたいだけでしょ?」

「似たもの同士、合うかもよ?」

「結婚はできないね」

 

たくさんの正解が溢れて、不正解が溢れて、息もつけないほど悩みこんでしまう。

私の小指に赤い糸がつながっていて、それが誰かに繋がっていればいいのに。

「そしたら、恋愛の楽しさがなくなっちゃう?」うるさいな、そんなもの求めてないんだよ。

好きな人からのラインにドキドキして、手を繋いで幸せになって、セックスをして満ち足りて、あぁそんな恋愛してる人、どれくらいいるんだろう。